努力の末、ずっと好きだった趣味を仕事にすることができて喜んでいたのも束の間、収入が少なくて悩んでしまうというケースは多々あります。好きなことを仕事にするためには自己投資が必要になることも多く、それであまり稼げないでいると生活に窮してしまう場合があります。それが苦痛になると、好きだった趣味を嫌だと思うようになってしまいます。

このような状況に陥らないようにするためには、本当にその好きなことを仕事にして良いのかどうかをできるだけ早期に判断しておくことが肝心です。好きなことを仕事にするということは、その分野において、輝く経験や技術を持っていなくてはいけません。好きなことを仕事にしてプロとして働く厳しさを自覚して、どの程度の覚悟を持っているのか自問自答しておくことが重要になります。中途半端に関心がある程度の場合には、途中で挫折してしまう可能性が大きいでしょう。

本当に心から好きなことであって、本気でそれに傾倒できる自信があるのであれば、仕事にするメリットはあります。そういった覚悟を持つことによって、たとえ収入が少ない状況で、貯金を削りながら生活することになる期間が長くなっても、耐え忍ぶことができるでしょう。
そして、最終的にはプロとして大成できるようになります。
もし趣味を仕事にするのであれば、高みを目指す必要が生じることを理解しておかなければなりません。ただ楽しむだけの趣味からその道のプロを目指すのですから、人より優れた技術を持つことはとても大切なことなのです。